Table Plusとは
マルチプラットフォームに対応した、SQLクライアントです。
MacではSQLクライアントといえば「Sequel Pro」が定番(かつ人気)ですが、Macでしか使えないため、MacからWindowsへの乗り換えや、両使いの場合に結構困ります。
Table Plusは、
- Windows
- macOS
- Linux
- iOS
- iPadOS
に対応する「マルチプラットフォーム」アプリなので、これを使っていれば、WindowsでもMacでも同じアプリでSQLテーブルが管理できます。
Table Plusの良いところ
マルチプラットフォーム以外にも、Table Plusの良いところはあります。
デザインがキレイ
Table PlusのUI
デザイン面ではSequel Proにも負けていないくらい、モダンなデザインになっていて、「古臭い感じ」は全くありません。
流行りのダークモードにも対応しているのも◎。
Table PlusのダークモードUI
使えるデータベースの種類が多い
Sequel ProはMySQLのクライアントですが、Table Plusは、
- MySQL
- ORACLE
- Amazon REDSHIFT
- SQLite
- redis
- mongoDB
- PostgreSQL
- Microsoft SQLサーバー
に対応しています。
これだけ対応していれば主要DBは全てTable Plusでイケると言っても過言ではありません。
無料で使える(一応)
Table Plusは無料ダウンロードで、機能制限状態で無料で使えます。
この機能制限モードというのが、「2つしかXXできない制限」です。
- 2タブまでしか表示できない
- 2ウィンドウまでしか表示できない
- Advancedフィルターが同時に2つしか使えない
というのものです。
使い方次第で無料でも問題なく使えますが、無制限に無料だったSequel Proから比べると無料状態では利便性が下がります。
Table Plusのここが微妙
管理画面の情報量が多い
Table Plusでテーブルを開いたところ
Sequel Proのシンプルな使い勝手に慣れていると、Table PlusのメニューやUI構成は迷子になります。
決して使いにくいというわけでもないですが、単純に慣れの問題ではありますが、
- 1画面の情報が
- メニューがいろんなところに散らばっている
というのが大きな違いでしょうか。
Macだけ&MySQLだけなら、Sequel Proから乗り換えるメリットは少ないかもしれません。
課金が高い
Table Plusのラインセンスは59ドルからで、1コンピュータ単位でライセンスが課金されます。MacとWindowsの方法で1つずつ使うと、2台分のライセンスが必要です。これは両使いには厳しいですね。
一応永久ライセンスとなっていますが、この価格帯で台数分必要なのはちょっと高く感じます。
MacでもWindowsでもつかえるSQLクライアントアプリ「Table Plus」を見てきました。
課金はちょっと高いですが、それでもWindows/Macの両使いには代替が少ないアプリで、使い勝手も悪くないのでぜひお試しください!(特にWindows、Linuxユーザーの方)