Ctrl、alt、Commandのレイアウトを再現する
Macのキーボードレイアウトは、Ctrl周りがWindowsと異なる
Macでは、USキーボードなら「Ctrl->Alt->Command」、日本語キーボードなら「Cpas->Alt->Command」がデフォルトですが、Windowsの場合は、「Ctrl->Windows(Super)->Alt」という並びが標準です。
Microsoft公式のWindows Server 2003 Resource Kit Tools でrktools.exeを使うと簡単にキーマップを変更できます。
インストール後に、
C:\Program Files (x86)\Windows Resource Kits\Tools
にあるremapkey.exeを管理者として実行します。
上の段から下の段にドラッグ&ドロップすると新しいキーマップを設定できます。
以下は、USキーボードの場合です。
日本語切り替えを設定する
標準IMEだとカスタマイズできるところが少ないので、Google日本語入力をインストールします。
USキーボードを使っていた場合
Windowsマシンでも英字キーボードを使っているものとします。
キー設定から下記の設定を追加します。
直接入力:Ctrl Space:IME有効化 入力文字なし:Ctrl Space:IME無効化 変換前入力中:Ctrl Space:IME無効化 変換中:Ctrl Space:IME無効化
日本語キーボードを使っていた場合
Windowsマシンでも日本語キーボードを使っているものとします。
キー設定から下記の設定を追加します。
直接入力:Ctrl Space:IME有効化
設定をしただけだと反映されないこともあるので、もしちゃんと動かなかったら再起動をすると反映されます。
トラックパッドのスワイプ設定を変更する
変えられるのは、3本指の動作と4本指の動作を切り替えるだけですが、Macでは3本指スワイプで仮想デスクトップの切り替えなので、そちらに設定します。
設定画面から簡単にできます。
設定 > デバイス > タッチパッド
で、スクロールしていくと、3本指ジェスチャと4本指ジェスチャの設定があるので、
- 3本指ジェスチャに「デスクトップを切り替えてデスクトップを表示」
- 4本指ジェスチャに「アプリを切り替えてデスクトップを表示」
を割り当てます。
マックのショートカットを再現する
Macでは、システム環境設定からショートカットをかなり自由に変更できましたが、Windowsでは、Macほどショートカットをカスタマイズできません。
ただし、メインのショートカットはMacもWindowsも同じなので、上のctrlやaltのキーレイアウトを変更しておけば、
- コピー(Command + C -> Ctrl + C)
- ペースト(Command + P -> Ctrl + P)
- カット(Command + X -> Ctrl + X)
などはそのまま再現できます。
Macで使えたランチャーの切り替え(Command + Alt)は、Windowsでは「アプリ内のタブの切替」にバインドされてしまっているので、ここの再現は非常に難しいです。